何も信頼しない。
だから、確かめて届ける。
ZTPipeは、ゼロトラストでメッセージをやり取りするための専用のパイプです。経路も、サーバーも、差出人の名乗りも信頼せず、中身は送る人の端末で暗号化し、受け取る人の端末で送り主と改ざんを毎回確かめてから届けます。契約・請求・人事・設計など、仕事に欠かせないやり取りを、いつものメールとは別のパイプで。
場所や名乗りを理由に信頼せず、やり取りのたびに確かめる。
確かめられた通信だけが流れ、Trusted Inboxに届く。
macOS・Windows / Microsoft 365・Google Workspace(準備中)・IMAP / 1ライセンス 800円・30日(税抜)
ゼロトラストで、
メッセージをやり取りする。
ゼロトラストは、社内のネットワークの中にいる、よく知っているサーバーだ、といった「場所」や「持ち主」を理由に信頼せず、やり取りのたびに相手と中身を確かめる考え方です。
これまでのメールは、途中の経路、メールサーバー、クラウドの受信箱、そして差出人の名乗りを、どこかで信頼して成り立ってきました。ZTPipeは、そのどれも信頼しません。信頼の根拠を、場所ではなく鍵と署名に置き、メッセージごとに確かめます。
だから、名前は ZT(Zero Trust)Pipe。確かめられた通信だけが流れる、もう一本のパイプです。
大事なメールが、埋もれる。
メルマガ・通知・広告の中から必要なメールを探し、本物そっくりのなりすましも同じ顔で並ぶ。
仕事に必要なやり取りだけ。
鍵を交換した相手との、確かめられたやり取りだけが並ぶ。名乗りだけのメールは、ここには入らない。
なぜ、メッセージにゼロトラストが要るのか。
メールは便利で、どこにでも届きます。その代わり、経路やサーバー、差出人の名乗りを「信じる」ことで成り立ってきました。情報漏えいや攻撃のニュースが絶えない今、重要なやり取りほど、その前提を見直す時です。
経路とサーバーを信頼しない
メールは途中のサーバーやクラウドの受信箱を通り、そこに残ります。読める形で置かれていれば、設定の誤りや不正なアクセスで中身が見られます。だから中身は、端末から端末まで暗号文のまま。
ログインできても、読めない
クラウドのメールアカウントにログインされると、ふつうは受信箱の本文も添付も読めてしまいます。ZTPipeのメッセージは、鍵を持つ端末でしか開けません。
名乗りを信頼しない
実在の会社や経営者を名乗るメール、AIで自然になった文面、送信ドメインの認証を通る偽物。差出人の表示ではなく、お互いに照合した鍵と署名で確かめます。
ファイルを信頼しない
パスワード付きZIPの代わりに、鍵で暗号化して直接。署名があっても添付は別に検査し、置き場所のクラウドに読める写しも残しません。
大事なメールが、埋もれる
登録したサイトやサービスからのメルマガ、通知、営業のメール。必要なメールを探すたびに時間を使い、見落としも、なりすましへの油断も生まれる。
だから、Zero Trust Pipe
何も信頼しない前提で、中身を守り、送り主と改ざんを確かめ、確かめられたものだけを届ける。仕事に必要なやり取りだけが流れる、もう一本のパイプです。
送ってから届くまで、4つの駅。
封をする
送る人の端末で署名し、宛先の鍵で暗号化。秘密鍵は端末から出ません。相手の鍵がなければ、平文に切り替えて送ることはしません。
運ぶ
いつものメールサービスで届けます。メールサーバーにもクラウドにも、残るのは暗号文だけ。通常のメールアプリでは開けません。
確かめる
受け取った端末の中でまず隔離し、復号・署名・送り主の鍵・改ざんの有無を確かめます。添付は別に、種類・形式・ウイルス対策ソフトで検査します。
届ける
条件を満たしたものだけをTrusted Inboxへ。確かめられないものを「問題なし」とは扱わず、要確認に分けて理由を示します。
署名されていても、
添付は別に確かめる。
署名は「誰が送り、途中で変わっていないか」を示すもので、ファイルが安全だという意味ではありません。ZTPipeは、添付を開く前に、署名とは別の道でひとつずつ確かめます。結果は「問題なし・問題あり・検査できなかった」を分けて示し、検査できなかったものを「問題なし」にはしません。
実行形式やscriptなど、危険な種類のファイルは開けません。
ファイル名の拡張子・宣言された形式と、中身の本当の種類が違うものは開けません。
Officeのマクロ・外部テンプレート・DDE・埋め込み、PDFのJavaScript・自動動作・外部参照を見つけて知らせ、止めます。
ZIPなどの圧縮ファイルは、展開の大きさ・数・深さに上限を設けます。
幅のない文字や向きを変える制御文字、文書の隠した文字・シート・行を見つけて示します。
端末のウイルス対策ソフト・EDRの検査を呼び出し、反応も確かめます。検査できなければ「未検査」と示し、確認してから開きます。
添付を自動で開かず、外部の画像やリンク先も読み込みません。本文は文字だけで表示します。
保存したファイルには、OSが「外から来たファイル」と分かる印を付けます。
こういう場面で。
請求書・支払い・振込先の変更
取引先や経営者を名乗るメールで振込先を変えさせる手口に。照合した取引先の鍵で署名されたものだけがTrusted Inboxに入り、名乗りだけのメールは入りません。
取締役会・経営会議の資料
受信箱や共有リンクからの持ち出しに。中身は相手の端末でしか開けず、パスワード付きメールなら見るたびにパスワードを求めます。
契約書・締結前の条文
版の取り違えや書き換えに。改ざんの有無を確かめ、必要なら時刻の証明を付けて、いつ存在したかをあとから確かめられます。
給与・評価・個人情報
知らないアドレスへは送れず、受信箱に長く残したくないものは期限付きメールで、期限後に両方のZTPipeから消します。
見積・発注・価格表
偽の発注や、途中での価格の書き換えに。署名で送り主と中身を確かめてから表示します。
図面・仕様書・委託先とのやり取り
委託先やクラウドの置き場所からの漏えいに。委託先ともZTPipeどうしで直接。添付は署名とは別に検査します。
弁護士・税理士・会計士とお客さま
パスワード付きZIPの代わりに、鍵で暗号化して直接。機密の書類の受け渡しを、置き場所を作らずに。
取引先・社内の大事な連絡
メルマガや通知に埋もれず、開けばすぐ仕事に必要なものだけ。フォルダー・振り分け・Flag・定型文で整理もできます。
守ること
- 本文と添付は、送った人と受け取った人のZTPipeでだけ開ける。メールサーバーにもクラウドにも暗号文だけ。
- 送り主は、署名とお互いに照合した鍵で確かめる。差出人の表示は信頼しない。
- 表示する前に確かめる。確かめられないもの・検査できないものを「問題なし」にしない。
- 秘密鍵は端末から出さない。ポータルもライセンスのサーバーも、本文・添付・鍵を扱わない。
約束しないこと
- 署名されたメールでも、マルウェアが入っていないとは限りません。
- 時刻の証明は、いつ存在したかを示すもので、誰が書いたかや内容の正しさは示しません。
- 期限付きメールでも、期限の前に保存・コピー・撮影された内容は消せません。
- メールアカウントの乗っ取りそのものは防ぎません(乗っ取られても、ZTPipeのメールの中身は暗号文のままです)。
- 送る人・受け取る人の端末が乗っ取られていれば、暗号化しても守れません。
新しいメールサーバーは、要りません。
今お使いのメールアカウントの上で動き、重要なやり取りだけをZTPipeに分けます。メルマガや通知、知らない差出人からのメールは、これまでどおりいつものメールアプリで。
必要な人数だけ。
ライセンスは1人(1つのメールアドレス)ごと。ポータルからいつでも追加・削除できます。
よくある質問
相手もZTPipeを使う必要がありますか?
はい。ZTPipeのメッセージはZTPipeどうしでだけ読めます。はじめにお互いを招待して鍵を交換し、照合してからやり取りします。
メールの中身をサーバーに預けますか?
預けません。暗号化と復号は端末の中で行い、メールサーバーには暗号文だけが届きます。ポータルとライセンスのサーバーは、本文・添付・鍵を扱いません。
送り間違い(誤送信)は防げますか?
鍵を交換していない相手には送れないので、知らないアドレスへの送り間違いは起きにくくなります。ただし、鍵を交換した別の相手への送り間違いは防げません。
いつものメールアプリでは見えますか?
同じ受信箱に届きますが、本文と添付は開けない形で見えるだけです。メールの配送や、いつもの使い方は変わりません。
端末を替えたり、なくしたりしたら?
鍵は端末の中に置きます。1ライセンスで端末2台まで使え、新しい端末は手元の端末に表示した短いコードで追加します。端末をなくしたときは、もう1台の端末から削除できます。削除した端末では、その後に届くメッセージを読めません。すべての端末をなくすと、過去のメッセージは読めなくなります。
時刻の証明は必須ですか?
任意です。使わなくても、署名・暗号化・確かめてから表示する、という基本の守りはそのまま働きます。